みねのぼやき

親子と学生をつなぐ団体Fam'S(ファムズ)代表、福岡テンジン大学理事が思ったことを書き残す

愛犬が、教えてくれたこと

こんにちは。

みねもえです。

 

今回は、悲しい話です。

 

〇我が家の愛犬

我が家には、14歳の老犬がいました。

 

でも、見た目はとても若くて、

いつも10歳ぐらい年下に見られていました。

 

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(2016年2月ぐらいのルイ。黒いのは私の足です。)

 

 

2016年5月31日。

14歳だった、我が家の愛犬ルイが他界しました。

 

 

一匹狼で、群れるのを好まず、

でも、ごはんと散歩のときは、家族に付きまとう、

ツンデレわんちゃんでした。

 

チワワなのに10km歩いたり

体重は3.8kgあったり。

毛並みは悪いし

凶暴で人に触られると噛みそうになるし

私には、顔の傷を残されたし。

(目の下のほくろ4つのうち1つ)

 

ちょっと迷惑なペットでもありました。

 

 

でも今住んでいる家に来た時からずっと

我が家には、ルイがいたから、

今はなんだか静かで、寂しいです。

 

 

私、ルイから好かれていないだろうと思っていたから、

ルイが死んでも、たぶん泣かないだろうなって

勝手に思っていました。

 

 

でも、そんなことは、ありえなくて。

 

 

31日から今日で5日目になりますが、毎日泣いています。

泣かないと思った日ですら、

夜中に思い出して、泣いてしまいます。

 

 

ルイは、

死をもって色んなことを教えてくれました。

 

 

私に教えてくれたことは、2つ。

  • 当たり前の日常は、奇跡
  • ペットロスは、かなりきつい

この2つについて、

ルイへの想いを込めながら、

今回書いてみます。

 

 

〇当たり前の日常は、奇跡

ルイは、家に帰ったら、

だいたいリビングにいました。

 

リビングに居ない時は、散歩に行っているか、

お父さんの部屋で寝ていました。

 

私が家に一人でいると、

ルイは、私の部屋にやってきます。

 

よしよししろよ

といわんばかりに私の足を、ひっかいて。

構ってほしいのかなと思って抱っこしようとすると、噛まれそうになる。

でも無視すると、吠え出す。

 

しつけがなってなかっただけかもしれないけど・・・。

 

なんだかんだ、かわいいやつでした。

 

 

でも、

ルイがいない今、

そんな日常は帰ってきません。

 

 

今、家に居るけど、

ルイの足音、吠える声も聞こえない。

二度と聞くことは、できない。

 

ご飯を食べる姿も

威嚇する姿も

可愛い顔してご飯をほしがる姿も

 

当たり前の姿だったけど、

今では幻です。

 

 

それは、ペットだけではないですよね。

家族と過ごす時間も、

もしかしたら、

明日、なくなるのかもしれない。

 

 

だから、当たり前の日常は、

本当は、儚くて、いつ消えてもおかしくない

奇跡なんだって。

 

ルイが改めて気づかせてくれました。

 

 

どんなに忙しくても

週に一度は必ず家族とご飯を食べるようにしようと思っています。

 

 

〇ペットロスは、かなりきつい

そのままなのですが、

ペットロス、思った以上にきついです。

 

ペットロスとは、

ペットがなくなったことによる精神的ショックから

なかなか立ち直れないことを言います。

 

 

昨日、友人の家に泊まっていたのですが、

そのとき、ルイの鳴き声の幻聴を聞きました。

 

突然ルイのことを思い出して

わんわん泣いてしまうことも、しばしばあります。

 

 

宅急便が届いた時、

毎回吠えていた、ルイの鳴き声が聞こえない。

そんなことでも、ふと思い出して、涙があふれます。

 

 

 

ペットロスって、想像以上にきついものだったんだなって

初めて知りました。

 

 

きっと、経験しないとわからないものです。

ペットは飼っていたし、多少はわかるものだと思っていたけど、

想像より、何千倍も、きついです。

 

 

普段どおり、やらなければいけないこともある。

だから、とても頑張っています。

 

でも、普段どおりに、なかなかできません。

 

 

これからペットロスになった人と出会ったら、

 

無理しないでほしいと、伝えたい。

そして、できることなら、なんでもするから

頼ってほしいと、言いたい。

 

 

これからは

ペットロスの方に寄り添えたらな、と思います。

 

 

〇最後に

今も本当につらいです。

まだ、5日しか経っていないからかもしれません。

 

だからこそ、

今の気持ちをブログに残しておきたいと思いました。

 

きっと、徐々に薄れ、立ち直れるから、大丈夫なんて

人に言ってしまうかもしれないなと。

 

立ち直れない時に、

無理に立ち直ることなんて、しなくていい。

私はそう思っています。

 

 

立ち上がろうと思えた時が、

立ち直れるベストタイミング。

 

 

今はただ、

愛犬の死をゆっくり受け入れたいと考えています。